進学・就職イベントの会場で、高校生や大学生が何度も何度も同じ住所や氏名を「複写式」の紙に書き込んでいる光景を目にしたことはありませんか?
実は、この「当たり前」になっていたアナログな運用が、来場者の負担を増やし、イベント全体の効率を下げている最大の要因かもしれません。今回は、そんな課題を解決するために開発された入退場管理システム「スマイルトラッキング(通称:スマトラ)をご紹介します。
Contents
「3枚綴りの限界」とアナログ運用の落とし穴
従来のイベントでは、3枚綴り程度の複写式相談票が主流です。しかし、これには現場ならではの切実な悩みがありました。
• 来場者のストレス: 3大学(企業)までは複写で対応できても、4大学目からは再び同じ内容を書き直さなければなりません。
• 情報の可読性: 4枚目、5枚目と重なるにつれ、文字が薄くなって読み取れないという問題が発生し、受け取った出展者も困惑するケースが多く見られます。
• 膨大な事務コスト: 回収した大量の紙を、後日事務局が手作業でデータとして打ち直す必要があり、多大な手間とコストがかかっています。

アプリ不要!スマホ1つで変わる「スマートな体験」
スマイルトラッキングは、こうした課題を解決するブラウザ完結型システムです。
最大の特徴は、「専用アプリのインストールが不要」である点です。SafariやChromeなどの標準ブラウザで動作するため、来場者はその場でQRコードを読み込むだけでエントリーが完了します。
【当日の流れ】
1. 事前・当日登録: 学生がWebフォームから情報を入力し、QRコードを発行。
2. ブース訪問: 大学担当者がスマホでQRをスキャン。即座に学生のプロフィールが表示されます。
3. CSVでDL: スマホでQRをスキャンした学生データは、出展者用管理画面から即座にダウンロードできます。

面談メモ機能で相談直後の「熱量」をそのままデータ化
進学・就職イベントの相談ブースにおいて、最も重要なのは「その場で交わされた会話」です。しかし、従来のアナログ運用では、学生が去った後に急いで紙の端にメモを書き留めたり、後で思い出して記録したりといった、記憶頼みの運用になりがちでした。
スマイルトラッキングの「面談メモ(コメント)機能」は、こうした現場の課題をデジタルで解決します。
1. QRを読み取ったその場で、即座にメモ入力。大学や企業の担当者が学生のQRコードをスキャンすると、手元のスマートフォンやタブレットにその学生のプロフィールが即座に表示されます。相談を進めながら、あるいは相談が終わった直後に、その画面から直接コメントを入力することが可能です。
2. 「志望度」や「次のアクション」を可視化
この機能を使えば、単なる来場記録以上の情報を蓄積できます。
この機能を使えば、単なる来場記録以上の情報を蓄積できます。
• 「非常に温度感が高い学生である」
• 「後日、電話での連絡を希望している」
• 「特定の学部に強い関心を持っている」
といった、後日のアプローチに不可欠な「生の声」を、具体的なコメントとして残すことができます。
• 「後日、電話での連絡を希望している」
• 「特定の学部に強い関心を持っている」
といった、後日のアプローチに不可欠な「生の声」を、具体的なコメントとして残すことができます。

人気ブースの「行列」を解消する事前相談予約
人気のある大学や企業には、当日どうしても行列ができてしまいます。 スマイルトラッキングでは、マイページ機能を活用した「事前相談予約システム」の構築も可能です。20分単位などの時間枠で予約枠を設定することで、混雑を緩和し、来場者の「タイパ(タイムパフォーマンス)」を最大化します。

戦略的なコスト管理:年間プランの活用
年間で複数会場を開催するシリーズイベント(例:全国12会場の相談会や就職フェアなど)の場合、コストの最適化が重要です。
スマイルトラッキングでは、単発の利用(1イベント40万円)だけでなく、「月額8万円(年間96万円)」の年間利用プランが用意されています。12会場で開催すれば、1回あたりのシステム費を約8万円にまで抑えることができ、非常に経済的です。
また、クラウド(AWS)サーバーを利用するため、イベント期間中だけスペックを上げ、非稼働月はコストを最小限に抑えるといった柔軟な運用も可能です。

確かな実績:21期目の開発会社が支える信頼性
このシステムを開発するスマイルラボは、大阪を拠点とする創業21期目の開発会社です。
新卒対象者向け合同企業説明会で使用されていた「相談票」のDX化により、回遊率の向上(スタンプラリー機能など)と事務作業削減を達成した原点の事例です。
イベントのデジタル化は、例えるなら「一冊の分厚い電話帳から手作業で連絡先を探して書き写していた状態」を「スマートフォンで検索してワンタップで同期する状態」に変えるようなものです。
事務作業という「目に見えない壁」を取り除くことで、学生と大学、求職者と企業が、本来の目的である「未来のための対話」に集中できる環境が整います。
来年度の本格導入に向けた検討など、長期的な視点でのカスタマイズ相談も可能です。進学・就職イベントの新しい形を、今から検討してみませんか?
当社へお問い合わせ(納期や料金のご相談、こんなことできますか?など)は下記よりお気軽にご相談くださいませ
TEL:06-6363-2780(平日10:00~19:00)
EMail:info@smilevision.co.jp
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