モヤモヤを吹き飛ばすべく、
国宝・国重文がいっぱい!牡丹の咲き乱れる奈良県、長谷寺へ。
約150種類・7000株の牡丹が圧巻の「ぼたんまつり」が開催されておりました。
Contents
数々の古典文学にも登場!総本山長谷寺(鎌倉のほうじゃないです。)
「枕草子」「源氏物語」「更級日記」などの多くの古典文学にも登場し
四季花々で彩られる為「花の御寺(みでら)」と呼ばれる美しいお寺です。
長谷寺も数々の国宝・重要文化財がございます!
重要文化財の登廊(のぼりろう)は平安時代に造られ
一部は火災のため明治時代に再建。
長谷型の灯籠が吊るされた風雅な回廊です。
入口の仁王門から牡丹の花に囲まれながら399段、本堂を目指します。
ぼたんまつりで混雑を予想、早目に出発したため
御朱印は10分弱でいただけました。
国宝の本堂は舞台からの眺めがすばらしい!
初瀬山の断崖絶壁に舞台造りされた巨大な殿堂で
前面が京都・清水寺と同じく大きく舞台が張り出ており
こちら長谷寺の舞台は、また来たい、何度も来たい、たまりません。
この時期は春の爽やかな山風と、眼下に広がる青々とした新緑の眺めが最高!
しばしぼーっとするもよし。
おいしい空気を沢山吸って、浄化されました!(と思います)
無表情ですがテンションMAXです。
身長10メートル越え~!
室町時代に造立された高さ1,018.0cmの
重文・本尊十一面観世音菩薩立像さま。
国宝・重要文化財指定の木造彫刻の中では最大だそうです。
普段は上半身しか見えませんが、
特別拝観中の為、金色に輝く全身を拝観でき
お御足に直接触り拝めました!!ありがたや~
通常の十一面観音さまの右手は下ろされておりますが
長谷寺の御本尊は錫杖を持ち「長谷寺式」と呼ばれるそうです。
触れた者は必ず祟られていた恐ろしい木だったという言い伝え。
ですがこの霊木は祀られることにより、世の中を救うべく、10面を頭上に頂き
やさしく見守ってくださっております。
幾度の火災がありましたが、現世に残し多くの人々の心を癒してくださるのも
信仰を集め続けられる魅力があるのだと感じました。。。
絶景を見下ろしながらお抹茶で一服。
茶碗にもボタンの花、お菓子は長谷寺のアイドル、牡丹・アジサイ・紅葉。
参道の名物・出来立てよもぎの草餅も美味しかった~
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(舞台の写真:「いま、ふたたびの奈良へ。」より
奈良大和路の花の御寺
総本山 長谷寺公式ホームページ
http://www.hasedera.or.jp/
「うまし うるわし 奈良」
http://nara.jr-central.co.jp/