7月になりました。今月はWEB業界での大きな転機があります。それは、全世界で52%を超えるWEBブラウザのシェアを誇る「Google Chrome」の新バージョン発売による仕様の変更です。
何と、2018年7月にリリースされるGoogle Chromeの新バージョン「Chrome68」より、SSLを接続していないすべてのhttp接続のページが警告表示されてしまうのです。
これは2018年2月よりGoogleの公式に、アクセス中のサイトがHTTPで接続されている場合にはアドレスバーの先頭部分に「Not Secure」(安全でない)という警告文を表示する変更をChrome 68で加えることを発表しました。いよいよ今月リリースされます。
どんなに良いサイトでも警告が表示されるとなると利用者の信頼を落としてしまい、コンバージョンの悪化にも繋がる可能性があります。早急に対策が必要になります。
常時SSLとはなんですか?
常時SSL/TLSとはウェブサイトの全てのページをHTTPS化(SSL/TLS暗号化)するセキュリティ手法です。
これまでは個人情報を入力する場面など、重要な情報をやり取りする場面のみで通信を暗号化する方法が用いられてきましたが、これをウェブサイト全体に広げる方法が常時SSLです。
SSLに対応することでインターネット上での通信を暗号化する技術で、第三者によるデータの盗聴やなりすまし、改ざんなどを防ぐことができます。
SSL対応と非対応はどうやって見分けるの?
SSL化されているかどうかの判断は、URLが「https://」から始まるページはSSL化されており、「http://」から始まるページはSSL化されていません。
SSL対応はどうやってできますか?
SSLを導入するにはまずはSSL業者との契約が必要です。証明書は年間数千円から、高いものでも 2、3万円程度で購入できます。中には無料で利用できるものもありますし、契約されているサーバーによって提供されているモノもあります。
SSLの設定方法は、SSL会社によって異なりますが、一例としてEV SSL証明書など、認証局による発行審査で特別な書類が必要な場合は、準備して認証局へ送付しなければなりません。ただしドメイン認証型証明書の場合、この手順は通常不要です。
その後、Eメールや郵送などで証明書が送付されます。受信した証明書をサーバに保存してインストールします。
以上でSSLの設定は完了です。
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