最大100万円の持続化補助に申請してきたので、申請までのレポート後編 | DXシステム開発・WEB制作 SmileVision|大阪のWEBシステム開発 SmileVision

小規模事業者持続化補助金 最大100万円の持続化補助に申請してきたので、申請までのレポート後編

持続化補助制度はご存じでしょうか。個人事業や中小企業(小規模事業者)が売上を増やすためにホームページを制作したり、ネットショップを作ったり、チラシやパンフレットを作成するなど「販売促進活動」を行うお金に対して(申請が通れば)補助金がもらえる制度です。

いつもお客様にはこの制度をおススメするのですが、実際に申請はしたことがなかったので、「私たちも一度申請を体験してみよう」と思い、グループ会社で実際に申請まで行いましたので体験レポートとして投稿したいと思います。

こちらは、後編のブログとなります。前編がまだの方はこちらからご覧ください。

商工会議所でいざ面談

前回、電話で予約をして、自分で書いた様式1-1と様式2を握りしめて約束の時間に商工会議所へ行きました。
商工会議所に到着するといたるところに持続化補助金コロナ対応型の案内がありました。案内板通りにいけば到着しました。(そりゃそう)時間は20分間なので、一から聞くのではなく、事前に自分で書いてみて、わからないところをまとめておくのが良いです。

そして時間になり、中小企業診断士さんと面談スタート。様式2の事業計画書を中心にチェックしてもらいました。

計画の内容は合格いただきました。ただ、書き方の指摘をいくつかいただきました。

中小企業診断士
中小企業診断士
事業に対する想いは、4.今回の申請計画で取り組む事業名じゃなく、5.今回の申請計画で取り組む内容に書いてくださいね

中小企業診断士
中小企業診断士
あ、これ予算の書き方が違いますね。補助率の計算が間違ってますよ。こう書いてください

中小企業診断士
中小企業診断士
3.新型コロナウイルス感染症による影響は、数字を入れて具体的にどれぐらい下がったかなど定量的に書いた方が良いですね

中小企業診断士
中小企業診断士
事業のイメージが審査員に伝わりづらいので、もっと商品写真やイメージ画像を入れてみたらどうですか?

といったものが続々。感想はさすがプロだなぁの一言です。
20分の間で的確な指摘をいただきました。

中小企業診断士
中小企業診断士
では、時間ですので次回までに直してまた持ってきてください。採択されるように頑張りましょう!
私
書き方がよくわかりました!ありがとうございました!

こうして、時間になり、この日は終了。受付で同じ先生の次回予約をして帰りました。

2回目の面談ですべて記入していく

次の面談は3日後。宿題を直してまた5日後に商工会議所へいきます。また、今度は他の様式もチェックしてもらうため、すべての様式に記入してから行きました。

中小企業診断士
中小企業診断士
お久しぶりです。前回の宿題はできましたか?
私
はい。ご指摘の個所を直してきました。おかげさまでとても見やすくなったように思います
中小企業診断士
中小企業診断士
そうですね。うん、これで問題ないと思います。あとは、ほかの書類もできてますか?
私
はい。様式すべて記入してきたのでこちらのチェックもお願いします

◆単独申請の場合
様式1-1
様式2
様式4
のすべての記入が必要です。
すべてホームページからダウンロードができます

続いて様式もチェックしてもらい、大きな修正はありませんでした。

中小企業診断士
中小企業診断士
ところで事業再開枠にも「希望する」となっていますが、その様式もありますか

私
はい。事業再開枠も提出したいのですが、こちらもチェックお願いします。

事業再開枠とは

事業再開枠とは、今回の提出した事業計画の達成に対して、必要最小限の「感染防止対策を行う取組」について別途補助されるものです。マスクの購入や飛沫対策用のシートなど購入する際に、さらに上限を50万円上乗せで申請ができます。

◆事業再開枠も申請するの場合

上記の様式に加えて、
様式6-1
様式7-1
の用紙も提出が必要になります。

概算払いによる即時支給を利用する事業者向け

また、コロナ対応型の本事業には「概算払いによる即時支給」という制度もあります。
小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>では、希望される方のうち一定の要件を満たす場合、補助対象経費の一部について審査後、概算払いによる即時支給(交付決定額の50%)を受けることができます。概算払いによる即時支給を希望の場合は様式5の記入も必要です。

私
様式5も記入してきました。チェックお願いします
中小企業診断士
中小企業診断士
はいこれで大丈夫です。ただし概算払いによる即時支給を希望の場合は様式5の他に証明書の提出も必要なんですよ

私
そうなんですか?!それは知りませんでした

概算払いによる即時支給を利用する場合、市区町村が発行した売上減少証明書の提出が必須となります。まずはご自身の所在する事業所の場合、どこで発行されているかを調べる必要があります。ちなみに私たちの場合は、大阪産業創館にある大阪市経済戦略局産業振興部企業支援課(小規模担当)に連絡をして発行してもらいました。発行には時間が掛かる場合がありますので、必要な方はお早めに発行の申請をお勧めします。

最後に郵送期日までに届くよう早めに送ろう

こうしてすべての書類を揃えたら、最後に日本商工会議所に郵送します。

郵送するのは、捺印や日付もすべて記入した、すべての様式用紙と、
WORDなどのデジタルデータも提出が必要です。DVDやメモリースティックにデータを入れたものを一式そろえ、郵送しました。締切期日までに到着が必須となっていますので、お気をつけてください。
体験レポートは以上となります。

なお、あくまでこちらは体験レポートですので保証はできません。間違いや抜けがあるかもしませんので、詳しくは中小企業診断士さんなど書類のプロの方に聞いてくださいね。あくまで参考程度にお願いします。

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杉若 タロウ
杉若 タロウ
プロフィール 大阪出身。2000年JTBグループに入社。WEB事業部に配属後、旅行サイトや旅館のホームページ制作に携わる。2004年に独立、大阪市北区扇町にてホームページ制作・システム開発会社、スマイルヴィジョン立ち上げに参画。代表取締役に就任。 2018年新たにコワーキングスペースの運営をスタート現在に至る。 ■入社年 2004年 ■趣味 パズドラ、プロレス観戦