こんにちは。
制作部の ふじわらです。
web制作の大まかな制作フローは、お客様とのヒアリングシートや提案書、仕様書などを元にデザインを制作、コーディングにてHTMLにデザインを反映し、システムを組み込みます。そしてテストupにて確認後、公開。
そして、
・ページが表示されない
・デザインが崩れている
・お問合せフォームが動かない
・検索してもヒットしない
などなど、形はできても運営・稼動にも問題はないか、納品までに何度もチェックします。
今回はそこで、上記のようなミスを防ぐため弊社で行っている「クリエイティブチェック」についていくつかご紹介したいと思います。
Contents
1.ブラウザチェック
ユーザーの使用するブラウザは1つではありません。
IE、Chrome、Firefox、Safariなどの確認の他に、Windows・Macでの表示に不具合がないか確認します。
さらにIEには5.5~11のバージョンがあるので、IEテスター等を使用して確認。
2.画像にalt・width・height・titleが入っているか
altやtitleタグを付ける事で、画面が見れない環境でも情報をテキストや音声で得ることが可能となります。画像検索でもaltを元にヒットするため、SEOから見ても入れておくのがベストです。
3.ヘッダーにtitle・descriptionの設定はされているか
検索からの閲覧ユーザーにおいてtitle・descriptionとは、道標や看板のようなものです。自分の求めている情報はここにあるのか、何を目的としたサイトなのか。
検索エンジンがこの情報を元に検索結果を出すため、ここが抜けていると検索からの流入は厳しくなります。titleの表示範囲は狭いため30文字以内、descriptionは120文字以内に収まるよう文章のチェックも必要です。
4.noindex・nofollowのタグは入っていないか
公開前のサイトをクローラーまたは検索エンジンから閲覧されるのを防ぐために、上記のタグを設定します。
本番公開でタグが残ったままだと、いくら検索しても結果が出ません。
画面上では見えにくい部分なので、Chromeの拡張機能などを使って確認しましょう。
5.フォームは正しく動作しているか
ホームページでは「ユーザーからのお問合せ」は運営する中でとても大きな目的の1つです。
「必須」項目の設定はされているか、「郵便番号」の自動入力はできるか、送信された情報はメールで届いているか、文字化けなどしていないか、ユーザーの利用目線でチェックをしましょう。
6.SSLの処理はされているか
SSLとは個人情報などが第3者に盗まれないよう、インターネット上で通信を暗号化する技術の事です。フォームや請求画面などに設置されているか確認しましょう。
7.リンク切れチェック
サイトリニューアルの場合、古いURLのままリンク先が切れている事があります。またリンク先の確認も重要ですが、target=”_blank” タグの確認も必須です。
例えばフォームなどの入力作業が発生した場合、そのままリンクを押してしまったら、せっかく入力した内容が消えてしまい、ユーザーがそのまま離脱してしまう恐れがあります。リンク先のチェックと同時に確認しましょう。
最後に
以上のチェック項目において、必ず2人以上複数人のチェックを徹底しましょう。
お客様に制作物を納品し、効果が発揮されるのを見届けるまでがweb制作の仕事です。新入社員やweb初心者ほど、上記のチェックを積極的に行って、その項目の必要性を勉強していくと良いですね。